阪神ルーキー勢に “明大ラグビー部魂” 注入 OBの平田二軍監督「自身の限界を決めるな!」

2022年01月11日 06時15分

阪神・平田二軍監督(東スポWeb)
阪神・平田二軍監督(東スポWeb)

 阪神のドラフト1位ルーキー・森木大智投手(18=高知高)ら新人7選手は兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場で新人合同自主トレの真っただ中。1月の寒空の下、質量ともにハードなトレーニングに連日汗を流している。

 新人選手を預かる立場の平田勝男二軍監督(62)も「改めて新しい年になったなという気持ち。故障だけには気をつけてもらって、少しずつ慣れていってもらいたい」と笑顔。「森木もそうだけど、今の選手はみんな体が大きいね。芯の強さや馬力を感じる。ただ、まだ高校生なのでしっかり体づくりからだね」と金のタマゴたちの初々しい姿に目を細めた。

 平田二軍監督のこの時期最大の楽しみは、毎年入団してくる新人選手たちとの出会いと、自身の母校・明治大学ラグビー部の応援。1981年のドラフト会議で阪神に2位入団して以降、40年間をタテジマ一筋で過ごしてきた平田二軍監督だが、この時ばかりは〝紫紺のヨコジマ魂〟が熱く燃え盛る。帝京大 vs 明大の全国大学選手権決勝戦が行われた9日も、新人選手たちの指導を終えるや足早に球場を去り、自宅でテレビ観戦(キックオフ時間を1時間間違え、後半戦からしか見ることができなかったそうだが…)したという。

 スクラム、ブレークダウンなどのフォワードの攻防を制せば明大に勝機があると戦前に予想していた平田二軍監督だが、結果は27―14で帝京大が勝利。「やっぱり帝京は強かったよ。スクラムもラックも。明治もよく頑張ってくれたけどね」と翌10日は少しだけションボリしていた。とはいえ、後輩フィフティーンたちの奮闘はスポーツ指導者としての平田二軍監督を大いに刺激したそうだ。

 明大ラグビー部の神鳥監督がチームのテーマとして掲げていた「ノーリミット」のスローガンに感銘を受けた平田二軍監督は「自身の限界を決めないこと」の重要さを森木ら阪神の新人選手たちにも訓示したとのこと。

 一歩でも〝前へ〟出ることを是とする明治ラグビー魂が、若虎たちをより一層力強く成長させてくれるはずだ。

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