広島の守護神・栗林良吏投手(25)が名古屋のドラゴンズ応援番組に出演。中日ナインと〝異例〟の共演を果たした。

 栗林がスペシャルゲストとして登場したのは、9日放送の「サンデードラゴンズ」(CBC)の中での収録VTR「トヨタ自動車OB会」。同じくトヨタ自動車出身の祖父江大輔投手(34)、木下拓哉捕手(30)、解説者の吉見一起氏(37)を相手にキレキレのトークを繰り広げる。

 吉見氏から「ドラゴンズはどう見えていた?」と聞かれた栗林は「僕は最初ドラゴンズに入りたいなと思っていたので。でも、1年やってみたらカープでよかったな…というのは、抑えもやらせてもらえて良かったと思いますし、カープの方がまだバッティングがいいので」と直球発言。

 さらに「(中日は)1点取られたらピッチャーの方も落ち込んでいる感じもあるので、ピッチャーへのプレッシャーが強いなと感じていました」と外部から見た率直な感想を語ると、祖父江が「栗林そんなことないぞ」と異議を唱え、その場は笑いに包まれた。

 この模様はテレビ放送後にCBCの公式ユーチューブチャンネル「燃えドラch」にもアップ。栗林が愛知県出身で、大の竜党だったことは中日ファンの間でもよく知られているだけに「元ファンだからイジれるんだよなぁ」「栗林くんが素直すぎて好き」「栗林の優しそうな顔からのキレキレの毒舌トークに笑った」といったコメントが寄せられている。

 栗林は昨年、中日戦では13試合に登板し0勝0敗8セーブ。13回1/3を投げ、失点、自責点ともに「0」で、打たれたヒットは2本だけだった。