中日のドラフト1位・ブライト健太外野手(22=上武大)が18日に行われた新人施設見学に参加した。

 本拠地バンテリンドームやナゴヤ球場、屋内練習場などを見て回ったブライトは「テレビとかで見ていたところに初めて来たけど、球場も広いし、早く打球を打ってみたいなと思った。ドームはデカいし、きれいだし、今まで入ったことのないような空間で、高さがすごかった。プロの施設はきれいさとか、大きさとかレベルが全然違う。こんな環境でできるのは幸せを感じる」としみじみ。

 その施設の中でもドラ1の目がひと際輝いたのが、合宿所「昇竜館」だ。「全部すごいけど、寮にサウナがあったのがうれしいな。結構好きなので。今まで2、3人部屋だったので、それが1人部屋で広いスペースが使えるのもうれしい」と喜んだ。

 ナゴヤ球場では、自主トレ中の平田や阿部から話しかけられたといい「テレビで見ていた方なのでオーラもあって、すごい方だなと思った。自己紹介をさせてもらったら『頑張ろう!』と言っていただいた」と感激する。

 平田だけでなく、阿部も外野に挑戦しており、両者はブライトにとってライバルとなる存在。「もちろん、同じポジションの人とは争わないといけないし、負けたくないとは思うが、まずは勝ちや優勝を目指す仲間としてという部分の方が強い」と話しつつも「これからが勝負、気を抜かずに頑張ろうと思う」と気を引き締めていた。