中日・平田が約83%の大減俸で更改 異型狭心症も医者から「ガンガンやっていい」のお墨付き

2021年11月23日 23時16分

「来季は結果を残す自信がある」と言い切った平田(東スポWeb)
「来季は結果を残す自信がある」と言い切った平田(東スポWeb)

 中日の平田良介外野手(33)が23日、ナゴヤ球場で契約更改交渉を行い、年俸1億8000万円から減額制限を大幅に超える約83%ダウンの年俸3000万円の単年契約でサインした。

 5年契約の最終年となった今季は開幕スタメン入りも21試合に出場して打率1割5分5厘、0本塁打、4打点と打撃不振で4月28日に二軍落ち。7月初旬に体調を崩して10月に「異型狭心症」の診断を受けたと公表してから初めて記者会見に臨み「今季はプロ野球選手ではなかった。不振から始まってけがをして、体調を崩して、そのまま野球ができなかった。プロ野球選手としての実感はなかった」と悔しがった。

 中日では岩瀬仁紀が2015年オフに年俸3億円から約83%減の5000万円で更改して以来、球団史上最高タイの大減俸となった。それでも平田は「球団からは『平田良介を来年も必要としているから契約を結びます』と言ってもらえた。僕も来年は結果を残す自信があります、と言いました」と必死で前を向く。

 この自信はどこからくるのか。実は2018年まで愛用していながら、入手困難に陥っていたアオダモ製バットの確保に成功。「メーカーに必死に頼みまくって年間数10本なら用意してもらえることになった。ここまでメープル、バーチ、(ホワイト)アッシュを使ってきたが、しならせることができず、バットが出てこない感覚があった。今はマシンではアオダモで打っているが、振れば(勝手に)しなる。やっと〝相方〟が帰ってきた」と喜んだ。

 現在は投薬と月1回の医師の診察を受けており、症状は安定しているという。「今はだいぶん良くなっている。ジョギングは30分以上走れるようになった。ウエートも限界を超える重量は心配だが、その手前なら大丈夫。打撃に関しては全く問題ない。医者からは『ガンガンやってくれていい』と(お墨付きを)もらっている。今もガンガンやりながら、体の症状を見てやりすぎないようにしている」と説明する。

 来季に向けて「来年は全てをぶつける。だめなときは引き際だと思う」と不退転の決意を語った。(金額は推定)

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