広島のドラフト1位・栗林良吏投手(24=トヨタ自動車)が開幕に向け意気込みを見せた。24日、マツダスタジアムで行われたナイター練習ではキャッチボールや投内連係で汗を流し「開幕戦がナイターですし、そういう意味で緊張感もあってためになった練習ができた」と語った。

 キャンプから安定感抜群の投球を披露し、チームでは永川勝浩(現一軍投手コーチ)以来、18年ぶりとなる新人での守護神に抜てき。大役を担って迎える初めてのシーズンに向けて右腕は「まずは抑えとしてセーブを付けるということが一番大事だと思う。永川さんが1年目で25セーブしているというのは分かっている。まずはそこにしっかり並べられるくらいにはいきたい」と抱負を口にした。

 背番号20の先輩である永川投手コーチも「(25セーブを)抜くようじゃないとチームは上にいないと思う。心配の数を減らせるように頑張ってほしい」と期待を寄せた。