広島・菊池涼介内野手(30)が来季のV奪還に向けて〝つなぎ役〟を担う覚悟だ。
二遊間を組む田中広輔内野手(31)が先日、国内FA権を行使せずに残留を表明。「残ってくれたらうれしいと思っていたが、広輔にとっていい選択をしてほしいとも思っていた」と喜びつつ「チームを引っ張っていくのはいろんな面で負担がある。それをそばでサポートしていけたら」と選手会長2年目となる田中広のアシストを約束した。
さらに、新ヘッドとナインの〝潤滑油〟にもなるという。河田雄祐ヘッドコーチ(52)が4年ぶりにチームに復帰。前回在籍時の2016、17年の優勝をともにした菊池涼は「叱るときに叱ってくれるし、いいときは褒めてくれる。当たり前のことなんだけど、それが難しかったりもする」と明るい人柄とメリハリのある指導に期待を寄せている。
ただ、時を経て現在のチーム内には河田ヘッドの人柄や野球観を知らない若手もいる。そのため「河田さんも(ヘッドコーチは)初めてのポジションで大変なこともあると思う。ただ、河田さんが直接言えないことでも僕が間に入って後輩に伝えることができる」と腕をぶしている。
今季自身はシーズン無失策の大記録を打ち立てたが、チームは投打がかみ合わず5位に低迷し、悔しさを味わった。しかし、来季は違う。「広輔が残ることと河田さんが戻ってくることは追い風。必ずチームは変わる。それは確信を持っている。連覇したころに近づけるんじゃないかと思う。カープらしい野球ができる」と言う菊池涼。強い広島を取り戻すためグランド内外で力を尽くすつもりだ。












