阪神・藤原オーナーが史上初の球団社長兼任「チャンピオンフラッグでお祝いしたい」

2020年11月20日 19時00分

阪神・藤原崇起オーナー兼社長

 阪神は20日、藤原崇起オーナーが12月1日より球団社長職を兼務することを発表した。今季は球団内で複数の選手、スタッフが新型コロナウイルスに罹患。感染予防対策の不備を問う声も多く、10月9日には揚塩健治・現球団社長が一連の騒動の責任を負う形で今月限りでの社長職辞任を表明していた。阪神のオーナーが社長職を兼務するのは球団史上初。

 同日に大阪市内の阪神電鉄本社で報道陣の取材に応対した藤原オーナー兼新社長は「こういう経済状況の中で、総合的に考えて私が(社長職を)やるということが一番いいやり方なのかな、というところです」と就任への経緯を説明。「皆さんが期待されるようなチャンピオンフラッグでお祝いしたい。スタッフ、チームの皆さんと力を合わせたい」とした。

 これまでは阪神電鉄本社で執務に取り組んできた藤原氏だが、今後は足しげく球団事務所、甲子園球場にも顔を出すことを明言。現場第一主義を強調した。

「現場へ行っていろいろな会議に参加し、皆の話を聞くところからスタートしたい。私も現場育ちで現場ばっかりやってきてますからね。肌で感じながら考えていきたい」

 オフの補強戦略、感染症対策、営業力の強化など課題は山積しているが、球団トップ直々による〝親政〟で未曾有の難局を乗り越えられるか――。