オリックス・中嶋監督代行を「サメ」と呼ぶのはやめよう 球団内から“注文”

2020年09月02日 11時00分

中嶋聡監督代行

 オリックスの新指揮官に関して球団内で“ある注文”がついている。中嶋聡監督代行(51)は現役時代からサメに似ているとの指摘からこのニックネームで呼ばれ、今でも古くからの球団関係者は「サメが…」と口をついて出てくる。それが監督代行になったことで「もうサメはよくない。本人が嫌がってないにしても監督代行なんだからサメとは言えないですよ」と“敬意”を払う空気になっている。

 現役時代から投手からの人望があり、男気がある性格と評判。1995年の優勝時の正捕手でもあり「投手の失敗も捕手の自分がかぶるような性格。いつも投手に代わって怒られていたし、投手陣から絶対の信頼があった。上に立つ人材です」(球団関係者)というから、なおさらあだ名は禁物だろう。

 加えて今は新型コロナ禍とあって新指揮官をアピールできない現状もある。上限5000人の観客の安全面、健康面を最優先に考えて演出面を抑えているだけに「PRするにしても新型コロナが収まってからになりますね」(営業部関係者)とし、仮に来季から正式に新監督に就任したとしても「サメというのは昔のニックネームだし、選手と同じように今の監督の魅力を伝えていく方がいい。明るい人だし、言葉とか監督発信で何か考えていければいいですね」と“サメ路線”には否定的だ。

 オールドファンには寂しいかもしれないが、指揮官になった以上は“サメ”は封印のようだ。