広島ドラ1・森下「絶対エース」に育成だ! 鈴木、西川ら野手陣が熱烈〝越境〟サポート

2020年08月22日 06時15分

野手陣の関係もバッチリな広島・森下(右)

 広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)が21日の巨人戦(マツダ)で8回1失点の快投を見せ5勝目を挙げた。これで規定投球回に到達し、防御率はリーグ2位の2・14。抜群の安定感を発揮する右腕は「しっかり内外を投げ切ることができてよかった。今後はきつい試合もくると思うのでそこで大崩れしないようにしたい」と笑顔をみせた。

 頼もしいルーキーのため先輩野手陣も万全の〝サポート体制〟を敷いている。鈴木誠也外野手(26)や西川龍馬内野手(25)ら主力野手は練習中、森下の顔を見れば〝声掛け〟。野手目線での貴重な助言を与えている。試合に向けた準備に集中するためシーズン中、投手と野手が一緒に汗を流すことはなく練習時間もバラバラ。そのためここまで頻繁に野手と投手がコミュニケーションをとるのは異例のことだ。

 そんな事情についてチーム関係者は「野手たちの『森下のために』という気持ちが強い。ポテンシャルは一目瞭然だし、人間的にもいいヤツだから結果を出して自信をつけ、将来的にはエースになってほしいと考えている」と説明する。実際、この日も菊池涼や西川、上本らが好守連発でバックアップ。そうした先輩野手の心遣いに右腕も「先輩たちに声を掛けてもらいやりやすい環境でやらせてもらっている。助かっています」と感謝しきりだ。

 新人王のライバルで6勝の巨人・戸郷翔征投手(20)に対し「全然意識しています。取りたいという気持ちはどんどん強くなっている」と闘志を燃やした森下。今後も野手たちの知恵も拝借し、フル回転といきたいところだ。