セ・リーグ新人白星1番乗り! DeNAドラ2・坂本裕哉を支える“東パイセン”

2020年06月26日 11時00分

ラミレス監督(右)とVポーズをとる坂本

 新星左腕がインパクトを残した。DeNAのドラフト2位ルーキー左腕・坂本裕哉投手(22)が25日の中日戦(横浜)でプロ初登板で先発マウンドに立ち、6回1安打無失点2四死球の快投。セ・リーグ新人一番乗りとなる初勝利でチームを4連勝に導いた。

 初回に1四球を許した以外は5回まで走者を許さず。6回に右足首をひねったこともあり、大事をとって途中降板した。それでも試合後はウイニングボールを手に「絶対に勝ちたかった。初回から一球一球を全力で、その積み重ねが無失点という結果。(右足首は)現状で全然大丈夫。次の試合までに、いいピッチングができるようにしたい」と笑みを浮かべた。

 尊敬する先輩に朗報を伝えるためにも白星をつかみたかった。一昨年の新人王左腕・東は2歳年上で同じ立命大OB。大学では同部屋だったこともあって坂本いわく「本当にいろいろなことを教わった憧れの人」だ。

 その東は今年2月に左ヒジのトミー・ジョン手術を受け、今季はリハビリに集中する環境を整えることから退寮予定を延期して今も寮生活を続けている。ベイスターズでも先輩後輩の“同僚”となった坂本のコーチ役を自ら買って出て、特にコロナ禍前の春先には技術面だけでなくメンタルの保ち方などの助言を送っていたという。これには坂本も感謝しっぱなしだ。

「よく練習し、よく食べ、そしてよく寝る。こうした“東コーチ”の教えを坂本はしっかり守って、夜ふかしは絶対せず毎日7~8時間の睡眠も欠かさないそうだ」(球団関係者)

 東からは「今季はお前の活躍する番だ」と厳命されている。偉大な先輩の教示を受けながら、坂本はベイ左腕王国形成の一翼を担う。