今年の交流戦は鷹に追い風か――。ソフトバンクは6試合を終えて5勝1敗で単独首位。2日からはセ・リーグの本拠地で中日、DeNAとのビジター6連戦に臨む。
レギュラーシーズンのDH制がなくなるとあって、小久保裕紀監督(54)は「ピッチャーが打席に立つ1週間。投手継投を含め、今年で最後になるであろう(DHなしの)セ・リーグの野球を満喫したい」。現状は先発陣に長いイニングを期待できないチーム状況だけに、倉野チーフ投手コーチは「レギュラーシーズンとは違う。かなり考えていかないといけない部分も多い」と戦略を巡らせた。
そんな中で鷹に有利に働きそうなのが、交流戦の日程だ。今季のビジター球場での開催は東京ドーム、バンテリンドーム、横浜スタジアムの3球場。セ・リーグの6球団のうち4球団が屋外球場を本拠地とするだけに、2カードをドーム球場で戦えることは選手の負担軽減につながる。屋内球場を本拠地とする鷹戦士たちにとっては、なおさら「やりやすい環境」だ。
加えて台風6号が本州に接近中で、2日からの3連戦中に上陸する見込み。ドーム球場でも交通機関の乱れなどによって試合が中止となることもあり得るが、屋外球場に比べれば開催される可能性は高まる。中止による順延が重なれば、リーグ戦再開前のつかの間の〝休息期間〟にも影響を及ぼしかねないだけに、ドーム開催が多いことはアドバンテージにもなる。
さらに、9日からの最後の6連戦は本拠地のみずほペイペイドームで行われる。相手は阪神とヤクルトでセ・リーグで首位争いを繰り広げる2球団といずれも最終週での対決。チーム内からは「上位球団と(交流戦終盤の)疲労がたまるタイミングでホームで戦えるのは利点」との声が上がっている。
12球団最多の9度の優勝を誇るなど交流戦に強いソフトバンク。〝鷹向き〟の風を生かし、今年もこのまま快走するかもしれない。












