ドジャースの山本由伸投手(27)は31日(日本時間1日)に本拠地ロサンゼルスでのフィリーズ戦に先発し、5回1/3を4安打無失点、10三振3四死球で5勝目(4敗)を挙げた。防御率2・86。チームは9―1で大勝し、3連戦を2勝1敗で勝ち越した。試合後、ロバーツ監督はエースを絶賛した。

 山本は制球に苦しみ、6回を投げ切ることが出来なかった。指揮官は「ファストボールの制球があまり良くなかったと思う。それがいくつかカウントを深くしてしまった要因だった。もちろん大きなダメージは受けなかったけれど、その分、球数が増えてしまった。何とか6回までは行ってくれたし、実際にそこまでは投げてくれた」と語ると6回で交代した理由をこう説明した。

「ただ、それ以上は無理をさせたくはなかった。でも、それは彼の素晴らしさを物語っているよ。彼やショウヘイのような投手は、最高の状態じゃなくても5回以上を無失点で抑えたりできる」

 4回二死一、二塁と5回一死二、三塁と2度の大ピンチを無失点で切り抜けることができたのは山本が試合中に修正力を発揮したからだ。

 ロバーツ監督は「その通り。正直、6回も投げ切る方法は見つけられたと思う。やはり、こういう一流の投手たちは違う。最高の球を持っていない日でも、どうやってメジャーの打者を抑えるかを知っている。そして実際のところ、毎回毎回〝Aゲーム(最高の状態)〟で投げられるわけじゃないからね」と解説してみせた。