日本ハム・斎藤佑樹 新球カーブの愛称は「75カーブ」

2020年02月03日 11時30分

「75カーブ」を習得中の斎藤

 日本ハムの斎藤佑樹投手(31)が取り組んでいる新球カーブの愛称が決まった。その名もずばり「75(ナゴ)カーブ」。本紙がいくつかの案を提示した中で、斎藤本人が「これがいいんじゃないですかね」と選んだものだ。「75」はキャンプ地である沖縄県名護市にちなんだもので、当地で愛されている地ビール「75ビール」のように広く知られる球種になるよう願いを込めたもの。また、斎藤が緩く抜けるようなカーブを理想形としていることからも「球速75キロに感じるような遅球へ」との意味合いも含まれている。

 斎藤の変化球を巡っては、過去に本紙で公募した上でチェンジアップを「ワンナップボール」と命名したことがあった。同球種には応募してくれた多くのファンの熱意が込められており、今でも斎藤にとっては武器の一つとなっている。

 早実時代以来、10年以上ぶりになるカーブの再習得は投球に幅を持たせるのが狙いだ。今キャンプでは初日から2日連続でブルペン入りし、直球を織り交ぜながらカーブも積極的に投げている。カメラで投球動作を録画し、随時フォームを確認しながら修正するなど熱を入れており、現状の完成度は「7、8割程度」だという。

 2年連続で未勝利に終わった右腕にとって、肝心なのは試合で使えるようになるかどうか。斎藤は「実戦(紅白戦や練習試合、オープン戦)で使ってみて、改めて修正を加えていきたい」と前向きで、何とか新たな武器にしたい考え。「75カーブ」の愛称が広く認知されたとき、斎藤は輝きを取り戻しているはずだ。