エンゼルスの大谷翔平投手(28)は17日(日本時間18日)に本拠地アナハイムでのマリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、4試合ぶりの27号を含む5打数4安打4打点だった。打率2割6分5厘。チームは7―11で敗れ、同一カード3連敗を喫した。

 意地の一発を放ったのは5―11の9回一死一塁だった。マウンドは4番手の右腕フェスタ。カウント1―1からの3球目、真ん中に入ったスライダーを強振。角度28度、打球速度102・9マイル(約166キロ)で中堅に上がった打球は中堅フェンスを越えた。飛距離396フィート(約121メートル)の完璧な一発だった。1試合4安打はサイクル安打を放った2019年6月13日のレイズ戦以来、メジャー4度目。2試合で7安打は自身最多だ。

「SHO TIME」の幕が上がったのは初回一死無走者だった。相手先発は新人右腕カービー。1ストライクからの2球目、外角低めのチェンジアップを振り抜き、打球速度104・6マイル(約168キロ)の弾丸ゴロで右前に運んだ。これで5試合連続安打とした。1―4の3回一死一塁は2球で追い込まれ、3球目の内角シンカーに手が出ず見逃し三振。連続打席安打は4で止まった。

 1―7の5回二死一、二塁は1ボールからの2球目、外角低めのカーブを強打。痛烈なライナーは中前に着弾、適時打となった。3試合ぶりの打点をマークした。

 3―9の7回無死一塁は2番手の右腕マーフィーと対戦。1ストライクからの2球目、内角高めの直球を巻き込むようにフルスイングすると打球速度102・3マイル(約165キロ)のライナーは右翼線へ。大谷は一塁を蹴ったところで加速して一気に三塁に達した。2試合連続3安打は昨年4月12~13日以来、2度目だ。三塁打も2試合連続で今季5本目。打点を70に乗せた。

 2カード連続勝ち越しから一転、同一カード3連敗。残り44試合で大谷はどこまで投打の数字を積み上げてくれるのか。楽しみはそれだけだ。