球界騒然! 大谷翔平の魔球「正体」〝恋女房〟が証言「とにかく変な球。命名するなら…」

2022年04月02日 12時00分

昨年は大谷とバッテリーを組んだカート・スズキ(右)(ロイター=USA TODAY Sports)
昨年は大谷とバッテリーを組んだカート・スズキ(右)(ロイター=USA TODAY Sports)

 果たして“謎の魔球”の正体は――。エンゼルス・大谷翔平投手(27)が今季の新たな武器として試投中の新球を巡り、チーム内ではその話題でいまだ持ちきりだ。オープン戦最後の先発登板となった31日(日本時間1日)のブルワーズ戦でも披露。相手打者の手元で落ちるボールには「チェンジアップ」「スプリット」などと指摘する声が飛び交っている中、カート・スズキ捕手(38)は「ハイブリッドピッチ」と命名した。

 大谷が新たに投げ始めた「魔球」が話題沸騰中だ。21日(日本時間22日)のロイヤルズとのオープン戦初登板で縦に鋭く落ちる新球を初披露。大谷自身は「自分でもよく分かっていない。チェンジアップなのか、スプリットなのか、中間球みたいな球」と述べていることから、その“正体”を巡ってさまざまな議論を呼び起こしている。

 ブルペンでも試投している新球はチームの面々をも翻弄させており、スズキが「チェンジアップ」と言えば、マックス・スタッシ捕手(31)は「スプリット」ととらえ、マット・ワイズ投手コーチ(46)も「スプリットだと思っていた」と評し、勘違いするケースが続出。そんな事情を知らない米メディアの解説者も「スプリット」と決め込んで絶賛するなど、とにかく大谷の新球は謎に包まれている。

 オープン戦最後の先発登板となった31日(同1日)のブルワーズ戦でも大谷は3回二死の場面でイエリチを新球で二直に仕留めている。今季の新たな武器として確実なものになりつつあるようだ。この“魔球”に関し、大谷の昨季登板23試合中16試合でバッテリーを組んだスズキにあらためて直撃してみると「ああ、『ハイブリッドピッチ』のことね」と口にした。ちなみに「ハイブリッド」とは日本語に直訳すれば「異種のものの組み合わせ・掛け合わせによって生み出されるもの、あるいは生き物」だ。

 実際に新球をミットで受ける感覚を聞くと「いや、正直言うとよく分からないんだ。あの球はチェンジアップの要素、ツーシーマーの要素もあるし…とにかく変」という。「変」という言葉をことさらに強調し、魔球のすごさを思い出しながら笑みを見せていた。

 スプリット、チェンジアップ、さらにはツーシームの要素も含まれる大谷の新球はまさに「ハイブリッド」と言える。

 スズキは「変な動きをするのに、とにかく強い球が返ってくる。全てが変なのに、良い球って感じかな。あんな球を投げてくる投手を僕のキャリアでは一度も見たことがないよ」とも続けた。

 今季でメジャー16年目。ここまで数多くの名投手とコンビを組んできたベテラン捕手のスズキが指摘する一言一句には重みがある。

 エンゼルスは7日(同8日)、強打者が揃うアストロズを相手に本拠地で開幕戦を迎える。そのオープニングゲームで初の開幕投手となる大谷の新魔球「ハイブリッドピッチ」は地元アナハイムのエンゼルスタジアムではどんな変化を見せるのか。注目したい。

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