ピンチの時には俺の名を呼べ――。阪神のベテラン左腕・岩田稔投手(37)が6日のヤクルト戦(神宮)からチームに合流した。

 前日5日に岩貞が抹消されたことを受け、手薄になった左リリーフの穴を埋めるべく「頼れるオジサン」がついに帰ってきた。プロ入り以来、主に先発マウンドを主戦場としてきた背番号21だが、今季はここまでファームで中継ぎ要員として調整。6戦連続無失点と順調に結果を残し、ついに今年初の一軍昇格を果たした。

 交流戦終了後、5勝9敗1分けと失速気味の矢野阪神。世代交代に成功し、20代の選手が大半を占めるチームにあって、経験豊富な37歳の存在は頼もしい。この日から始まる前半戦最後の9連戦を「オーバーエージ枠左腕」が懸命に支える。