巨人の高卒1年目、藤井健翔内野手(19)が7日、ジャイアンツ球場で行われている秋季キャンプで、藤井自身今キャンプ初となる屋外でのフリー打撃に臨んだ。松井秀喜監督が見守る中、約1時間にわたってバットを振り込んだ。
打撃ケージに立ったのは藤井ただ1人。ケージの後方や横から松井監督が見守る中、黙々とバットを振り続けた。「低めの球を打った時に伸びていく打球が打てた時」や、「バックスクリーンに入った時」などに松井監督から『いいね!』と声をかけられたという。
最後は「5本ホームランを打ったら終わります」と宣言。有言実行の一発を放ち、フリー打撃を締めくくった。ヘルメットを脱いで手を挙げ、スタンドを見渡して一礼した。「自分がホームランを打つたびに拍手をいただいて、『これは行った』と言ってくれるお客さんもいて。しっかり見てもらっていたんだなと思いました。最後に打った時にも拍手をいただいたので、『ありがとうございました』という感じですね」とファンへの感謝を示す姿にも、スター選手を思わせる一面をのぞかせた。
貴重な時間を、藤井もかみしめていた。「(松井監督には)今後、一軍に行かないと教えてもらえる機会はないと思います。一軍に行ったとしても、なかなかマンツーマンで教えてもらえることはないと思うので、すごくいい機会をいただいたなと思いました」と感謝した。
目標とするのは、チームの勝利を左右する主砲。「自分的には岡本和真さんのような、チームで『この人が打ってくれれば勝てる』と思われる、本当にビッグな選手になっていきたいです」と将来像を描いた。
松井監督との貴重なマンツーマンの時間を糧に、藤井が大きな一歩を踏み出した。













