巨人は3日、秋季キャンプ第2クールをスタートさせ、ここまで選手の観察に徹していた松井秀喜監督が直接指導を開始。指導を受けた若手選手からは、感激の声が上がった。
第1クールの3日間は情報収集として、選手に声をかけることなく、観察に徹していた指揮官。この日は〝静〟の姿勢を解き、バットを手に選手のもとへ歩み寄った。
まずは左の大砲候補、2年目の荒巻悠内野手(23)のスイングをチェック。練習を終えた荒巻が「お疲れさまでした」とあいさつすると、「ちょっとおいで」と呼び止め、約5分間にわたって指導した。さらに、育成選手の相澤白虎内野手(22)にもバットを使って実演を交えながら、約8分間の熱血指導を行った。
荒巻はキャンプが始まってから「聞けることは聞きたいと思っていた。今日は課題練習が守備だったので、選択練習が終わってからでも聞きに行けるかなと思っていた」と質問するタイミングをうかがっていた。指導では「長打を飛ばすための体の使い方」について教わったといい、「吸収できるものは全部吸収できるように、自分からもしっかり今後も話を聞きに行きたい」とさらに意欲を示した。
午後の練習再開後には、2025年ドラフト5位・小濱佑斗内野手(25)のもとへ。松井監督は他のコーチらとのやり取りも踏まえ、直接アドバイスを送った。
小浜によると、松井監督からは「持っているパワーはあるから、しっかり割れを作って。大げさに言うと、もう一回止まるぐらいのイメージで、しっかり見る時間を作って」と助言されたという。さらに「見極めも実戦になれば絶対に必要になる。そういう部分につながってくる」とポイントを伝授された。
待望の「ゴジラ塾」で松井監督との接点が生まれた小浜は、「割れができているかどうか、その途中経過についても明日以降、聞きやすくなると思う」と話した。
さらに「僕が生まれる前からめちゃめちゃ活躍されている方。話しかけるのもおこがましいぐらいだと思うけど、ああいうふうに話しかけてくれると、こちらからも行きやすい。今日話しかけてもらって、より感じました」と感激した様子だった。












