日本からMLB挑戦する佐藤輝明内野手(27)に注目が集まる中、韓国ハンファの三塁手・盧施煥(ノ・シファン=26)もポスティングでMLBを目指すことになった。ノ・シファンは今年2月にKBO最長となる11年307億ウォン(約36億円)の大型契約を結んでいたが、MLB挑戦を視野に入れ、破棄することも了承されていたという。
今季は127試合で打率2割8分3厘、29本塁打、96打点をマーク。3月のWBCでは韓国代表、9月にはアジア大会に出場して優勝に貢献した。2023年には31本塁打、101打点で2冠を獲得している強打者だ。
とはいえ、三塁手で長距離砲となるとNPBの三冠王・佐藤の存在が大きく、苦戦は免れない。米メディア「MLB公式」はカージナルス、ヤンキース、マリナーズ、エンゼルスなどを候補に挙げ「強力な長打力を持つ三塁手」としながらも「守備では多少弱点がある」とも伝えている。
そこで移籍に失敗した場合、ハンファとの長期契約が〝復活〟する保険もかけられている。韓国メディア「ザ・ゲート」は「来季はノ・シファンをメジャー中継で見れるか、KBO中継で見れるか。MLB進出がダメでもハンファと結んだ契約がそのまま残るので、損を見ることはない」と〝受け皿〟が設けられているという。
さらに「307億ウォンを放棄した挑戦との評価もできるが、厳密にいえばそうではない。既存の契約が消えるのはMLB球団と実際に契約した時だ。条件を見て決めればいいし、ハンファも安値で看板打者を送るわけにはいかない」と〝退路を絶たない〟挑戦であるとした。これなら選手と球団、どちらもデメリットが少ないかもしれない。












