パドレスは1日(日本時間2日)、松井裕樹投手(31)がオプトアウト権を行使せず、来季も残留すると発表した。松井は2023年12月にパドレスと28年までの5年契約を結んだが、今季と来季の終了時に契約を破棄できる条項が含まれていた。

 メジャー3年目の今季は54試合に登板して5勝1敗1セーブ、防御率1・83とキャリアハイの好成績をマーク。救援陣を支えた左腕の残留にパドレス専門メディア「フライアーズ・オン・ベース」は「パドレスにとって、今オフに取り組むべき課題が一つ減った」と喜ぶ一方で「ただし、彼に何を期待するかについては慎重になる必要がある。2026年シーズンの松井の成績は64イニングで防御率1・83を記録した一方、9イニングあたりの与四球数は5・1、FIP(守備から独立した投球指標)は4・18だった。防御率は見事だが、この与四球の多さは今オフのフロント陣を忙しくさせる(=補強の必要性を生じさせる)要因となり得る」と指摘した。

「松井の防御率とFIPの乖離は決して無視できないものだ。FIPは奪三振、与四球、死球、被本塁打といった要素に焦点を当てており、失点以外の側面から投手を評価する指標となる。今季のような制球力で同じような結果を再現できるのかという点には、疑問の余地があると言わざるを得ない」と不安を隠せず「松井自身に求められる課題はもっとシンプルだ。それは与四球を減らすことである」と制球力の向上に期待した。