日本シリーズがどれだけ白熱しても、名古屋の野球ファンはやっぱり〝竜一筋〟のようだ。28日に日テレ系で放送された日本シリーズ第4戦(ソフトバンク―DeNA)の平均世帯視聴率が北部九州地区で31・7%(平均個人視聴率20・1%。以下カッコ内は同)を記録したことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。同地区では4戦連続で世帯視聴率25%超えと沸いた。

 4戦とも接戦となり、札幌、仙台、関西、広島の各地区でも4戦連続で平均世帯視聴率が2桁。関東地区も第1戦12・1%(7・4%)、第2戦12・3%(7・8%)だったが、名古屋地区で2桁は第2戦の10・8%(6・6%)のみ。プロ野球チームの本拠地がある地域では4戦とも最低だった。

 一方、名古屋ではドラゴンズ関連番組が好調。24日放送の「ドラHOT+」(東海テレビ、土曜午後4時30分~)はドラフト1位指名の宮原廉投手(21=近畿大)が出演し、前週の5・3%(2・8%)から7・1%(3・5%)に上昇。「ゴゴスマ―GO GO!Smile!―」(CBC)のローカル枠(金曜午後3時49分~同4時50分、東海地区限定)でも、若狭敬一アナが中日の話題を取り上げると視聴率がアップ。レギュラーではない同アナが4週連続で登場している。

 在名テレビ局関係者は「名古屋の人は地元が好きなんでしょうね。中日もそうだし地元の高校が出る甲子園の中継も視聴率が高いんです」と分析。別の関係者も「テレビの視聴率は期待値に影響される。名古屋ではドラゴンズじゃない時点でそのゲームに対する期待は低いのでは」と指摘する。

 2011年を最後に日本シリーズ出場のない中日。来年こそドラゴンズが大好きな名古屋人が、日本一を争う大舞台で盛り上がることができるか。

【第4戦の視聴率(17時53分から187分間)】
 関東地区 9・2%(5・3%)
 関西地区 11・3%(7・0%)
 名古屋地区 8・9%(5・0%)
 札幌地区 13・6%(9・3%)
 仙台地区 10・5%(7・3%)
 広島地区 14・5%(8・4%)
 北部九州地区 31・7%(20・1%)