ワールドシリーズ(WS)第5戦が28日(日本時間29日)に行われ、ブルワーズがレイズを4―1で破り、通算4勝1敗で悲願の初優勝を果たした。これで2026年の全試合が終了したが、米大手スポーツブックの「ドラフト・キングス」は、来年のWSの優勝オッズを公開し、ドジャースが1位で最有力候補となった。

 示されたオッズは「+310」でトップとなり、2位には圧倒的な強さで世界一まで駆け上がったブルワーズが「+500」で入った。その後はヤンキース(+700)、レッドソックス(+1100)と続き、5位にはWSで優勝を果たしていないマリナーズが「+1800」でランクインしている。

 また、今季限りで契約が満了となる鈴木と今永が在籍するカブスは「+2500」で11位、3年連続のシーズン100敗以上から歴史的快進撃を見せた村上が所属するホワイトソックスは「+3000」でパイレーツと並ぶ13位。岡本が加入したブルージェイズは「+4000」で17位、菅野が在籍するロッキーズは「+50000」で30球団のうち最下位となった。

 今年のドジャースはナ・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに4連敗を喫し、WSの3連覇を阻まれた。「スポーツ・ベッティング・ダイム」は「最有力候補に挙げられているドジャースは、依然として比類なきスター選手と資金力を誇っている。しかし、+310というオッズは優勝確率がおよそ24・4%であることを示しており、先物市場としてはかなり高いオッズだ」と分析している。

 もっとも、移籍市場が活発化するのはこれから。さらに12月1日(同2日)に現行の労使協定が失効した後、新協定の交渉がまとまらない場合はロックアウトに突入する可能性があり、先行きは不透明だ。来季の各チームの編成も固まらないうちから優勝候補の筆頭に挙げられるのは、実力者をそろえるドジャースならではといえそうだ。