米球界挑戦を目指している日本人選手の去就に関する米国での報道がにぎやかになってきた。そんな中、ドジャース専門メディア「ドジャース・ウェイ」は26日(日本時間27日)、ポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦が認められた阪神の佐藤輝明内野手(27)と米球界挑戦を表明した横浜高・織田翔希投手(18)を比較する記事を掲載した。

「日本から現れる次なる『怪物』級の選手がロサンゼルスへ向かうことは、もはや既定路線であるかのように受け止められている」とする同メディアはまずは佐藤について言及。「多くの注目を集めている日本人スター選手に阪神タイガースの強打者・佐藤輝明がいる。彼は今オフにポスティングシステムを利用してメジャー挑戦する見込みだが、移籍先として真っ先に名前が挙がるドジャースの現在のロースター状況を考えると、彼がフィットするとは言い難い」
と獲得に疑問を投げかけ、こう続けた。

「それよりも、ドジャースが積極的に獲得を狙うべきなのは18歳の高校生スター、右投手の小田翔希だろう。織田はすでに最速97マイル(約156キロ)の速球を投げ込んでおり、外野手の有望株が豊富なドジャースのファーム組織にとって、ハイレベルな投手才能の補強はまさにうってつけだ」。ドラフトで巨人が織田を1位強行指名したが「彼がドジャースのファンであることが明らかになり、こうした状況から、織田がドジャースの一員になる運命にあるのではないかと思われる」とした。

 ただ、織田の獲得には問題もあるという。ロックアウトの影響だ。「ロックアウトが現実となれば、来年の国際アマチュア・フリーエージェント(IFA)の期間が延期、あるいは完全に中止される恐れがある。国際アマチュア・フリーエージェントは1月15日から12月15日までの期間にMLB球団と契約できるが、現行の労使協定が12月1日に期限を迎えることが大きな障壁となっている。これが小田の計画にどのような影響を及ぼすかは現時点では不明だが、彼が自身の選択肢を改めて検討し直していることは間違いなさそうだ」と指摘。とにかく、今年もドジャースのストーブリーグから目が離せない。