ヤンキースOBでもある松井秀喜氏(52)の巨人新監督就任のニュースにニューヨークメディアが沸いている。ヤンキース専門メディア「ピンストライプ・ネーション」も「ニューヨーク・ヤンキースの歴史に残る伝説的な活躍を見せてから17年。かつての強打者・松井秀喜氏が現役時代とはまた異なるプレッシャーを伴う新たな挑戦に臨もうとしている」と新たな門出を祝福。

 その上で「米国でのプレーを希望する10代の有望な投手に関する、極めて重要な決断を下す役割も担うことになる」と、ドラフト会議で巨人が強行1位指名した横浜高・織田翔希投手(18)の問題を取り上げた。

「元ヤンキースのスター選手である松井にとって、監督就任早々の重要な試金石となる。かつて松井自身も、NPBで実績を積んだ後に読売ジャイアンツからニューヨークへと渡った。今度は日本の有望な若手選手に対し、それとは逆の道――日本でプロ生活を始めることを選ぶよう説得するという役割を担うことになるかもしれない」と指摘。

 さらに「織田が自身の計画を公言していたにもかかわらず、あえて彼を指名した読売ジャイアンツの姿勢は、球団と選手との関係性がいかに重要かを示唆している。日米両国での経験を持つ松井氏には、その対話において説得力のある言葉をかけるだけの重みがある」と松井監督が直接出馬すれば織田が翻意する可能性は十分あるとも伝えた。

「この決断は、日本の若手アマチュア選手を評価しているヤンキースを含むMLB各球団にとっても重要な意味を持つ」と同メディア。米球界も松井新監督と織田の交渉に注視している。