ゴジラにとって心強い〝右腕〟が誕生しそうだ。巨人の松井秀喜新監督(52)を支えるヘッドコーチの人選を巡って24日、球団OBの高橋由伸氏(51)が有力候補に浮上した。高橋氏は一時、次期監督の候補にも挙がっていた人物。実現すれば球団の再建を託される新指揮官を、かつての指揮官が支える異例の布陣となる。
伏線は23日に都内のホテルで行われた松井新監督の就任会見にあった。コーチ人事を問われると「現時点で1人だけ声をかけております」と告白。相手の名前は伏せたが、高橋氏の存在が浮かび上がってきた。今後の正式発表が待たれる。
両者は1998年から2002年まで巨人の主軸として共闘し、2度の日本一を経験した間柄。一方、指導者としての歩みは対照的だ。松井新監督はヤンキースのGM付特別アドバイザーとして選手育成に携わってきたものの、正式な監督や常勤コーチの経験はない。対する高橋氏は16年から18年まで巨人を率い、チームの内情や一軍の采配を知る。
注目されるのは、〝盟友コンビ〟がどのような相乗効果を生み出すかだ。元監督の高橋氏がヘッドとして松井新監督を支えれば、グラウンド内外の判断を相談できる強力な参謀を得ることになる。巨人を代表する看板選手だった2人の存在感は抜群。互いの経験や持ち味を生かしたベンチワークにも期待が高まりそうだ。
会見後、松井新監督はコーチ選びについて、親しさよりも巨人への愛情や指導者としての能力を重視する考えを示した。新たな黄金時代への第一歩は、まずベンチ内の〝最強タッグ〟づくりとなる。












