熱いエールを送った。覇権奪回を目指す巨人は23日、松井秀喜新監督(52)の就任を正式発表。球界に届いたビッグニュースに、ソフトバンク・王貞治球団会長(86)が巨人OBとして感謝の思いを伝えた。「オーナーは十分に理解していることだと思うけど、そういう(チームが低迷する)時に火中の栗を拾うという感じでね。あえて担ってくれたことは、我々OBとしてもうれしい」。重い決断を下した松井監督への思いがあふれるようだった。
火中の栗を拾う――。タイミングよく巡ってきたわけではない。待望の監督就任は大きな注目を集めるがゆえに、反動も大きい。「それだけに結果を求められるからね。だから、松井監督も覚悟の上で引き受けたことだと思う」と心中をおもんぱかった。
巨人のみならず球界を背負ってきたスーパースター。自身と重なる部分が多い。「実際になる松井監督は大変ですよ。僕も通ってきた道だからよく分かる。絶対に、負けない試合というのはないんだから。負けたら絶対に叩かれる。だから、図太く戦ってほしい」。
そうメッセージを送ると、松井監督を支えるGナインにも猛ハッパをかけた。「監督が頑張ると言っても、結局頑張るのは選手だから。選手たちが『俺たちがしっかりしなきゃ』っていう気持ちになってもらわないと。とにかく新しいスタートになる。その気になってやってほしい」。オール巨人軍で再び栄光を取り戻すことを切に願った。
「一番成功してほしいと思ってるのは、長嶋(茂雄)さんだろう。その思いと自分の思いを重ねて、松井新監督には頑張ってほしい」。あふれんばかりの親心で、力強く背中を押した。












