ワールドシリーズ3連覇を逃したドジャースのオフシーズンの課題の一つはロースターの刷新だ。米データサイト「ベースボール・リファレンス」によるとラインアップの平均年齢30・9歳はメジャートップだった。地元紙「カリフォルニア・ポスト」のディラン・ヘルナンデス記者は26日(日本時間27日)に「ドジャースの充実したファームシステムはロースター編成の悩みの種になりそうだ」と警鐘を鳴らした。
ドジャースのファームシステムはMLB公式サイトが8月16日(同17日)に発表したランキングで30球団中1位だった。しかし、若手有望株トップ10のうち、1位のホスウェイ・デパウラ(21)を5人が外野手なのだ。2位エドゥアルド・キンテロ(21=2A)、3位マイク・シロタ(23=3A)、6位チャールズ・ダバラン(22=2A)、7位ジェイムズ・ティブス3世(24=3A)と並ぶ。
実際、ドジャースの外野陣は埋まっている。「左翼手のT・ヘルナンデスは来季まで、右翼手のタッカーは3年1億7500万ドル、中堅手のパヘスは球団の保有権下だ。トレード論が根強いT・ヘルナンデスを放出すればデパウラの枠は空く」とするも、他の有望株は不透明のままだ。
ダバランはアリゾナ秋季リーグで二塁手としてプレー、ティブス3世は一塁手としての経験を持ち、37歳のフリーマンに保険になる可能性もある。守備に不安があるデパウラはDHとして大谷の控えになることも考えられる。
フリードマン編成本部長は「このことについては何度も話し合ってきました」と外野手に偏っている現状を認め、「我々にとって重要なのはできるだけ多くの選手を抱えることです。そうすれば物事は自然と解決していくものです」と断言した。
今季33本塁打とブレークしたホワイトソックスのバルガスは24年にカージナルスからエドマン獲得した3球団間トレードで移籍した。これを成功例として「将来オールスター級の選手を、優勝チームに堅実な貢献ができる選手と交換することで両者のトレードがうまくいくこともある」とまとめた。
8月のスクバルのように大物獲得のために有望株を差し出すのであれば、ロースターの若返りはとても無理だ。












