「SMBC日本シリーズ2026」でDeNAに2連勝を決めたソフトバンクは、27日の第3戦からは本拠地みずほペイペイドームで迎撃する。
いずれも延長戦を勝ち切り、勢いに乗るチームにあって確かな存在感を示しているのが、2年目の庄子雄大内野手(24)だ。今季、出場試合数を大きく増やした背番号25は2試合続けて「8番・遊撃」で先発出場。第1戦の延長11回に決勝の適時二塁打を放つと、第2戦でもロースコアの展開で貴重な適時二塁打を記録し、勝利に貢献した。
2試合ながら8打数3安打、3打点。CSファイナルステージでMVPに輝いた伏兵的存在が、日本シリーズの大舞台でもひるむことなく力を発揮している。
実はこの庄子こそが、日本シリーズ前に小久保裕紀監督(55)が打ち明けたキーマンだった。
「ショートが一つポイント。このシリーズは守れる選手が庄子と(川瀬)晃くらいしかおらんから。(今宮)健太が日本シリーズ無理なので。代打もそう出せない。だから、ショート(でスタメン出場する選手の出来)がポイントになる」
シーズンを通して内野のバックアップに入った今宮が右太もも裏の肉離れで戦線離脱となり、経験豊富なベテランの不在によって遊撃手の頭数が減った。守備力が重視されるポジションだけに、現状の鷹打線では「代打の出しどころ」でもあった。しかし、チーム事情から簡単には交代させられないポジションとなり、先発出場する選手にはいっそうの頑張りが不可欠と占っていたのだ。
そして、ここまでは庄子が指揮官の期待を上回るほどの活躍を見せ、打線のブレーキになるどころかアクセルを踏む役割を果たしている。
下位打線に入る遊撃手が打てば攻撃は上位につながり、打線の切れ目はますますなくなる。このまま日本一にたどり着けるかはショートが鍵を握っている。













