ドジャースの大谷翔平投手(32)の「2025 Topps Dynasty Black MLB Logoman Patch Auto」が22日(日本時間23日)のFanatics Collectオークションで324万ドル(5億700万円)で落札された。米スポーツサイト「ジ・アスレチック」によると大谷のカード史上3番目に高額だという。

 このカードは投打二刀流で3本塁打、10奪三振のパフォーマンスで「野球史上最高の試合」と称される昨年10月17日に行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で大谷が着用したユニホームのゴールドマンロゴが付属し、直筆サイン入りだ。

 この大金を手にした注目の出品者は2007~08年に「ドラゴンゲート」のリングに上がったアリック・キャノン(44)だ。「ドラゴンゲートUSA」の大会にも出場し、現在はプロレス団体「F1RSTレスリング」を主催している。

 キャノンは3月にオンラインボックス開封会に参加して約250ドル(約4万円)費やしてルーレットを回して、〝超お宝カード〟を引き当てた。同10日に自身のX(旧ツイッター)にカードを手にして「野球カードでかっこいいですね」と投稿。大谷カードで最高額となる1100万ドル(約17億6000万円)で2026年のTopps「バック・トゥ・バック・ゴールド・ロゴマン・デュアル・オートグラフ」に650万ドル(約10億6000万円)の懸賞金を懸けると発表された7月27日には「このカードはいくらで売れるのだろう?」と期待を綴っている。

 手にした約5億円をどう使うのか。キャノンは同サイトに「2023年に母がガンで亡くなり、父は本当に辛い思いをしています。だから最初に父の借金を全部返済するつもりです」と明かすとこう続けた。

「その後、他にどんな選択肢があるかは分かりませんが、父の面倒を見るには十分すぎる金額になるでしょう。私に残ったお金は、おそらく貯金して、大金持ちになったのに今はもうなくなってしまった、よくある宝くじ当選者のようなことにはならないようにするつもりです」

 実はキャノンが〝お宝カード〟を手にしたのは今回が初めてではない。別のボックスカード開封会で25年のナ・リーグ新人王候補に挙げられたナショナルスのディラン・クルーズ外野手(24)の2025年のTopps「MLBデビューパッチサイン入りカード」を手に入れた。キャノンは「彼と彼の家族以外には誰にとっても特別な意味を持つものではない」とクルーズと親しい人物と連絡を取り、本人に返している。
 
 神様は御覧になっていたのだ。