世紀の下克上を果たしたホワイトソックスが29日(日本時間30日)からアストロズとのワイルドカードシリーズに臨む。
地区優勝こそ逃したものの、3年連続でシーズン100敗以上を喫したチームが翌年のポストシーズンに進出するのは史上初。米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」は28日(同29日)、今季起きた印象的な出来事の一つにホワイトソックスの快進撃を挙げ「いったいどうしてこんなことが起きたのか? 神の介入した可能性も否定できない」と衝撃の大きさを表現しつつ、村上宗隆内野手(26)の加入と爆発ぶりにフォーカスした。
1年目から35本塁打、77打点を記録した村上について「チームに待望の長打力をもたらした。ミゲル・バルガスとコルソン・モンゴメリーも続き、ホワイトソックスは昨年の得点ランキング27位から2026年には5位に躍進した」と個人にとどまらない波及効果を指摘した。
米球界の底辺をさまよっていたホワイトソックスの〝突然変異〟はまさに予想外。同誌はデータを数値化する米サイト「ファングラフス」が開幕前に予想したホワイトソックスのポストシーズン進出確率が、たったの「1・1%」だったことに触れつつ「状況を好転させるために巨額の補強は必要なかった。シカゴは自前の選手を育成し、村上のような賢明な補強を行い、チーム全体で戦力を向上させた」と拍手を送った。
下克上は果たしたが、戦いはまだ終わらない。強豪チームの一つとして堂々と殴り込みをかける。












