フィリーズはパドレス、カブスとの熾烈な本拠地開催をかけたワイルドカード第4シード争いに敗れ、29日(日本時間30日)から敵地でブレーブスとのWCSに臨む。土壇場でのまさかの痛恨4連敗でフィラデルフィアのファンを落胆させたが、主砲ブライス・ハーパー内野手(33)は人が変わったように「アトランタが大好きだ」と言い始め、敵地を持ち上げている。

 ハーパーは「今後こそ必ずやり遂げないといけない。これまでも同じような状況になったことはある。今後こそ、この仕事をやり遂げないといけない」と並々ならぬ決意を米メディア「ビッグリード」に口にしていたが、その一方で「ザ・ヘビー」に「アトランタでプレーするのが大好きなんだ。ここ(トゥルイスト・パーク)は僕のお気に入りの球場の一つさ。グラウンドもレイアウトも気に入ってる。アトランタに来てプレーするのは楽しいね。もちろん観客も盛り上がっている。彼らは自分たちのチームを愛している。本当にここは楽しいね」と平和的な温厚キャラに変心している。

 本拠地開催をかけてしのぎを削っていたつい先日までは熱狂的な地元ファンに対し「ここ(シチズンズ・バンク・パーク)で戦いたい。大きなアドバンテージになる。大声を出して熱狂して、相手がうっとうしがるいつものヤジを飛ばしてくれ」とブーイング作戦をけしかけていたのに…。あまりの豹変ぶりにSNSでは「彼の言うことは一言も信じない」「これ以上ないほどの悪役だ」「あなたを受け入れる予定はありません」とあきれる声が目立っていた。