カブスの顔面骨折男のアレックス・ブレグマン内野手(32)がプレーオフのキーマンと見られている。29日(日本時間30日)からパドレスとワイルドカードシリーズを行うが、注目されるのは20日(同21日)のレッズ戦で前打者のファウルボールが顔面を直撃し、複数個所を骨折したブレグマンだ。

 左目の下にアザを作り、腫れが引かないと細かい骨折個所が確認できないとされていた。にもかかわらず、体の動きに影響がないと負傷者リストには入らず、痛々しい姿でベンチ入り。それだけでも驚きだが、25日(同26日)のレッドソックス戦でスタメン復帰し、最終戦となった27日(同28日)の復帰2試合目では2本塁打を含む4打数4安打4打点のミラクル復活劇を演じた。

 不屈の闘争心にMVP候補のPCAは「彼がどれだけ仕事に夢中でどれだけ野球を愛しているかを考えれば、驚きはないですよ。8個所も折れているとか、ああいうことがあった後に戻って来るいうのは本当にすごいこと。それを驚くべきことではないというのもどうかと思いますが…。彼はこういう野球のために生きている。何よりできるくらいに回復していることがうれしい。彼が大事な試合にラインナップに入ってくるのがうれしい」と感服。心配を通り越し、頼もしい存在であると米メディア「USAトゥデイ」に話している。

 事故からわずか1週間で復活を遂げたブレグマンは「プレーオフではいかに実行できるかが重要だ。どんな大きな穴を掘ってしまったとしても、そこから抜け出す道を見つけることができた」と腕を撫しているという。