米スポーツサイト「ヘビー」は28日(日本時間29日)にア・リーグ東地区最下位に沈み、ポストシーズン進出を逃したブルージェイズが今オフ、カブスからFAになる鈴木誠也外野手(32)獲得を目指していると報じた。

 今季のブルージェイズは1年目の岡本和真内野手(30)が打率2割3分2厘ながらチームトップの33本塁打、92打点と活躍したが、主砲のゲレロが打率2割6分、9本塁打、57打点と低迷。10本塁打以上はスプリンガー(15本)、カーク(10本)、ルークス(10本)と岡本を含めて4人だけ。チーム152本塁打はMLBワーストだった。長打力不足はPS進出を逃す大きな原因となった。

 そこで白羽の矢を立てたのが鈴木だ。米スポーツサイト「ジ・アスレチック」のミッチ・バノン記者の情報を紹介した。

「今オフシーズン、ブルージェイズはシカゴ・カブスの外野手、鈴木誠也の獲得を目指す。彼の26本塁打はブルージェイズで2位にランクインし、OPS0・841は規定打席に達したブルージェイズの全選手の中で80ポイント近くもトップだった」

 鈴木は2022年3月にカブスと5年総額8500万ドル(約100億円=当時)で契約。契約最終年の今季は打率2割7分、26本塁打、86打点だった。メジャー5年で通算113本塁打。2年目の2023年から4年連続20本塁打以上をマークし、昨年は自己最多の32本塁打をマークしている。通算OPS0・823だ。

 今オフのFA市場では目玉の一人だ。MLB公式サイトが8月25日に発表した「今オフ注目のFA選手チップ10」で5位(外野手2位)に選出されている。

「鈴木はトロントにとって必要な補強ポイントに合致する。トロントは彼をゲレロと組ませることで打線の中軸を再構築できるかもしれない。ジョージ・スプリンガーの2027年の役割は決まっておらず、外野手の補強の必要性が高まっている」と指摘。「鈴木の4年間の実績は優勝争いへの復帰を熱望するチームにとってリスクの低い選択肢となる」と強調した。