F1アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが〝ホンダエンジン〟の徹底調査を要求した。

 歴史的な低迷が続くアストンマーティンとホンダのコンビは、13日のスペイン・グランプリ(GP)決勝でもアロンソが完走中ブービーの17位、ランス・ストロールがリタイアとまたもや惨敗に終わった。

 こうした窮状に、アロンソの我慢も限界に達しているようだ。英モータースポーツ専門メディア「モーターサイクルスポーツ」は「フェルナンド・アロンソはスペインGPで発生したホンダエンジンの深刻な問題についてアストンマーティンに調査を要求した」と報じた。

「アロンソは、スペインGPでの自身のパフォーマンスを著しく損なったホンダ製パワーユニットの深刻な問題について、アストンマーティンに対し徹底的な調査を行うよう公に求めた。マドリード・サーキットでのレースで惨憺たる結果に終わり、17位でフィニッシュし、優勝したキミ・アントネッリに2周遅れとなった。アロンソのイラ立ちをにじませた発言は、アストンマーティンの競争力を引き続き阻害している信頼性とパフォーマンスの課題を浮き彫りにしている」とその状況を説明する。

「アロンソの苦戦の度合いは、多くの人々を驚かせた。ホンダが最近、パワーユニットのドライバビリティーに改善が見られると主張していたにもかかわらず、アロンソはレースを通じてエンジンのパフォーマンスを『非常に悪い』と評した。彼は特に、ピットストップ時やブルーフラッグ対応中にエンジンがストールしそうになったブースト制御の問題を指摘し、それがレースペースを著しく損なったと述べた」と伝えた。

アロンソが駆るF1マシン(ロイター)
アロンソが駆るF1マシン(ロイター)

 こうした状況を踏まえ、アロンソは「何が起きたのかを分析する必要がある」とアストンマーティンに対して、ホンダ製パワーユニットの問題を徹底的に調査するよう求めた。「彼の声は、この英国チームがエンジンサプライヤーから安定したパフォーマンスを引き出せるかどうかに対する懸念が高まる中で出されたものだ」と同メディアは強調した。

 かつてF1界で最高峰のブランドだった〝ホンダエンジン〟。そのプライドにかけて大逆襲に期待したいところだが果たして…。