〝メガネ先輩〟の覚悟とは――。カーリング軽井沢国際初日(17日、長野・軽井沢アイスパーク)、女子1次リーグが行われ、チーム・キム(韓国)は学生強化チームに8―3、SC軽井沢クラブACに7―5で勝利。通算成績を2勝0敗とした。
チーム・キムでスキップを担う金恩貞(キム・ウンジョン=35)は、2018年平昌五輪で韓国の銀メダル獲得に貢献。〝メガネ先輩〟の愛称で一躍脚光を浴びた。26年ミラノ・コルティナ五輪は出場を逃したが、新たなチームに移籍してリスタート。取材に「振り返ってみると『単にカーリングが好きなんだ』というのが第一かな。次の五輪が最後になるかもしれないと思っている。変化を取り入れることで、自分がどう乗り越えていけるかを確かめながら日々を過ごすことで、引退したとしても満足できるのではないかという考えが少しある」と現役続行を決めた経緯を明かした。
22年北京五輪を含め、2度五輪の舞台に立った。数々の国際大会を経験してきたが「五輪は選手たちにとっては特別だし『最後の試練』と思っている」と回想。大きな壁を突破する喜びをよく知る金は、30年フランス・アルプス五輪に向けて全力で駆け抜ける道を選んだ。「ミラノ五輪に努力しても行けなかった後に、ふと『五輪に行けるかもしれないし、行けないかもしれない』という考えが浮かんだ。もし行けなくても、自分が満足できる選手生活を送らなければならない」と力強く語った。
今季は新チームで挑む最初の1年となる。今大会を通じ「まずは新しいチームメートと私が、どうやったらもっとうまくやっていけるかを見つけ出せる大会にしたい」。五輪の景色を知るトップカーラーが大きな一歩を踏み出した。













