カブスのPCAことピート・クローアームストロング外野手(24)がまたしても大爆発だ。16日(日本時間17日)の本拠地ブレーブス戦で43号、44号のソロ2発を叩き込み、球団記録をあっさりと塗り変えた。
1発目は1点リードの3回。高めの96・5マイル(約155キロ)を完璧に捉えて右中間席に放り込み、観客は熱狂に包まれ、被弾したリッチーは投球動作を終えた状態で一時〝フリーズ〟する一撃だった。衝撃は終わらない。5回は一死一塁から右翼ポール際への打球で快足を飛ばして今季8本目の三塁打を記録。さらに7回は3番手・マーフィーが低めのボールゾーンに投じたチェンジアップも右中間席に突き刺し、1試合2本塁打、長打3本の大暴れで場内は「MVP!」の大合唱に包まれた。
試合の序盤で記録した43号は、カブスの左打者では1970年のビリー・ウイリアムズがマークしたシーズン最多本塁打記録を上回る新記録。そして間髪入れずにかっ飛ばした44号は自ら打ち立てたばかりのレコードを更新する一撃だった。さらに、この日は45本塁打でリーグトップに立つシュワバー(フィリーズ)が不発に終わったため、キングまでも一気に1本差だ。
PCAはすでに37盗塁をマークし、あと3盗塁で史上7人目の「40―40」に到達する。米メディア「ヤードバーカー」も「PCAの攻撃、守備、走塁のすべては球団史上いかなるシーズンにも引けを取らない。劇的な失速がない限り、11月にPCAがキャリア初のナ・リーグMVPを受賞する時の評価はますます高まるだろう」と脱帽するばかりだった。
PCAの活躍もあり、チームは8―4で快勝し、先発した今永も6回1失点で11勝目を挙げた。












