ナ・リーグMVP候補のバットが大爆発した。カブスの「PCA」ことピート・クローアームストロング外野手(24)が14日(日本時間15日)の本拠地ブレーブス戦に「1番・中堅」で出場し、5打数4安打4打点1本塁打の大暴れ。7―3の勝利に貢献した。

 4回には今季37盗塁目となる二盗に成功し、6回には42号2ランも放った。これで史上7人目となる「40本塁打―40盗塁」まであと3盗塁となった。

 まさに独壇場で、米スポーツ統計会社「OptaSTATS」は「カブスのピート・クローアームストロングは今シーズン、以下の条件をすべて満たす試合を7試合記録しました。・4安打以上・複数の長打(XBH)・本塁打 これは、MLBの『モダン・エラ(近代野球の時代)』において、単一シーズンで最多となる記録です」とMLB史上初の記録を打ち立てたことを報じた。

 この快挙について米メディア「ヘビー」は「実に素晴らしい記録だ。まるでマトリョーシカのように条件が重なっていく構成になっているからだ。4安打を記録する試合というのは、それだけでMLBにおいて素晴らしい偉業だ。そこに長打が加わることでさらに印象は強くなり、同一試合で複数の長打を放つとなれば、その打者は極めて驚異的な存在だ。そこにホームランという要素がある」と解説。そして「クローアームストロングが記録を塗り替え、スーパースターになる資質を備えていることが、もはや疑いようがない」と脱帽した。