体操女子日本代表の村上茉愛強化本部長(30)が14日に都内で取材に応じ、愛知・名古屋アジア大会(19日開幕)の展望を語った。
村上本部長は6月、チームの目標を「団体総合メダル獲得」から「団体総合で金メダル」へ上方修正。このかじ切りによって選手たちにも変化が生まれたといい「今まではEスコア(実施点)に重きを置いていたが、私たちがいつも勝てない理由に守りに行くことだけで終わってしまう部分があった。『Dスコア(難度点)に取り組む必要がある』と選手も意識しやすくなったから、見ている感じは攻めた演技の構成をやってみるようになったと思う」と手応えを明かした。
現に西山実沙(相愛高/なんば体操クラブ)らは演技構成を変更し、Dスコアの向上に着手している。村上本部長は「現状、完璧にいけば(中国と)2点差くらいのところにはいる。計算でいくとそこまでは来ている」とした上で「あとはそこの2点をどう稼げるかになってくる」と分析した。
アジア大会13連覇中の絶対王者・中国に対しても、つけ入るスキはあると見ている。「中国は自分たちの空気を作り出して乗っかるのがすごく上手だけど、世界選手権ではポロポロポロとやったりする。アウェーに弱い気がする」と指摘。今大会は自国開催ということもあり「どう私たちが(空気を)作り出せるか。耐えて、耐えてやるというのが私たちの強みではあるので、発揮できればあるんじゃないかとワクワクしている」と期待を込めた。
10月には同じメンバーで世界選手権(オランダ)に挑む。指揮官は「アジアはもちろん金を狙うけど、疲労をためたくないところもある。世界選手権でメダルを取るために、世界選手権に向けての試合にするとは思う」とアジアの頂点のその先を見据えた。











