バレーボール男子のアジア選手権(福岡・北九州市立総合体育館)を制した日本代表のロラン・ティリ監督は、2年後のロサンゼルス五輪に向けて経験値を積み重ねていく。

 2大会連続11度目の優勝を果たし、ロサンゼルス五輪の代表権を獲得した日本代表が14日に都内で会見を開催。今後の強化方針について「リスタートではなく継続が大事。新しいメンバーを加わると思うが、メダルを取りたいのであれば、同じチームで経験を一緒に重ねていって、イタリア、米国、ロシアなどに勝っていかないといけない。継続して同じチームで同じ試合に出て、同じ勝利を重ねていくということがメダルにつながる秘訣だと考えている」との見解を示した。

 日本代表は金メダルに輝いた1972年ミュンヘン五輪以来、半世紀以上メダルから遠ざかっている。母国・フランスの監督として21年東京五輪金メダルに導いたティリ監督は「チームが成長するためには常に一緒に行動しないといけない。どんなメンバー構成であれ、同じ魂を持っていないといけない。私自身が(フランスで)監督だった時も、同じチームで勝って、同じチームで負けてを繰り返して一緒に進んできた。その繰り返しでチーム全体も前に進める。この日本代表にも同じ経験をさせたい」と力強く語った。

 ロサンゼルス五輪まで約2年。状況によってはメンバーも柔軟に変えていくというが、目標はブレていない。「どの大会でも表彰台に乗る」。悲願の五輪表彰台へ、ティリ監督は着々と準備を進めている。