東京女子プロレス23日の後楽園大会で、シングルトーナメント「第13回東京プリンセスカップ」決勝戦が行われ、辰巳リカ(34)が鈴芽(27)との激闘に敗れ、悲願達成とはならなかった。
11度目の出場にして初の決勝戦進出となった辰巳は、開始早々に場外戦に発展すると、大量の紙テープで鈴芽をグルグル巻きにして客席へ投げ飛ばすなど奇想天外なファイトスタイルを披露した。さらに、エプロンでは鉄柱を使った足4の字固め、リングに戻ってもニークラッシャー、エルボーで執ように足を攻めた。鈴芽のハチノス・エイトノットも切り返してロープを使った足4の字固めをズバリだ。
しかし、ツイスト・オブ・フェイトをリング・ア・ベル(カッター)で返されダウン状態に。なんとか起き上がり、ヒップアタックを放ったが、鈴芽のドロップキックで体勢を崩し、丸め込まれてしまう。なんとか脱出して、リング・ア・ベルをドラゴンスリーパーで捕獲したが、逃れられた。両者一歩も譲らない攻防が続いたが、最後はスリーパーを逃れた鈴芽のスプリング・リング・ア・ベルに沈められ、優勝を逃した。
試合後には鈴芽と抱き合う場面もあった。辰巳はバックステージで「トーナメント期間はずっと、苦く、苦しい時間が続いてました。解放されたっていう気持ちと、やられたなっていう気持ちがある」と胸中を吐露。その後「こんなに頑張ってて報われないのはおかしいよ…。給料上げろ! 特別ボーナスとか出せ!」と魂の叫びを披露し、控室に消えていった。













