ドジャースのタリク・スクバル投手(29)は16日(日本時間17日)に本拠地ロサンゼルスでのブルワーズ戦に先発し、6回を7安打2失点(自責点1)、7三振2四球で7敗目(7勝)を喫した。打者27人に自己最多の109球。防御率2・85。チームは2―6で敗れて、2連敗。プレーオフでのライバル相手の4連戦を1勝3敗と負け越した。
5回を終えた時点で95球投げていたが6回のマウンドに上がった。
「あのイニングの前に、ドク(ロバーツ監督)が下りてきて、『まだいけるか』と聞かれた。その時点で状態は良かったし、球数に関係なく球速を維持する力はあると思っている」
救援陣への思いもあった。
「ブルペン陣はずっと頑張ってくれているから、少しでも彼らの負担を減らしたかった。しかも、自分が投げる日にも負担をかけてしまっている。前回は5回、その前も6回だった。それでは受け入れられない。このリーグで自分にできると思っている水準には達していない。もっと良くならなければいけない。もう1イニングを投げて、仲間の負担を減らす機会をもらえたことには感謝している」
6回の108球目がこの日、最速の99・3マイル(約159・8キロ)をマークした。
「試合を降りる時に、まだ何か力が残っているような状態にはしたくない。すべてをフィールドに置いてくるような投球がしたい。そうすれば登板を振り返った時に、持っているものをすべて出し切ったと分かるからね。それも理由の一つだと思うし、少しいら立ちがあったことも理由だろう」
さらに「いろいろな感情が入り交じっていた。ただ、故障していない限り、自分から試合を降りることは絶対にない。もう一度マウンドへ行く機会をもらえて良かった」と力を込めた。
ドジャース移籍後、3試合に登板して未勝利だ。どう考えているのか。
「もっと安定しなければいけない。質のいいゴロを打たせ続けることも必要だし、時には多少の運も必要になる。打球が野手の正面に飛んで、アウトになってくれるようなことも必要だからね。正直、今日のコマンドもかなり良かったと思う。映像を見直す必要はあるけど、投げ終えた直後の感覚としては、球自体も良かったし、狙ったところにもかなり投げられていた」
ある程度手応えは得たが、課題も感じている。
「もちろん、そこには常に改善の余地がある。ただ同時に、自分を責めすぎてもいけない。マウンドで完璧に投げられるわけではない。それでも、もっと効率よく投げる必要はある。試合のより深いところまで投げ、毎回チームに勝つチャンスを与える。それが自分に課している基準だから」
次回登板で昨季まで2年連続サイ・ヤング賞に輝いた本領を発揮する。












