第108回全国高校野球選手権大会の第9日(13日)の第3試合は初出場の東日大昌平(福島)が青森山田に6―2と快勝し、16強に進出した。

 同点の5回に小内(3年)の左越えの適時二塁打で勝ち越し、金沢(3年)の適時打などで一挙5点を奪った。投げてはエース照沼(3年)が112球を投げ抜いて7安打、2失点完投。白樺学園(北北海道)との初戦に続いて9回を1人で投げ切った。

 江井(えねい)監督は「まさか2勝もできるとは…。流れがあの回にウチに来た。なかなかバントが決まらなかったり攻撃のリズムが来なかったが、流れが一気に来た。5点くらいの勝負になると思っていた」と振り返り、照沼に「単調にならないように丁寧に投げ、打者に的を絞りづらくしていた。選手が1試合1試合、成長しているのを感じる」と力投を称えた。照沼も「スライダーを軸に自分の特徴を生かすことができた。今日は笑顔を意識した」と頬を緩ませた。