DDT11日の両国大会のKO―Dタッグ選手権は青木真也(43)、宮脇純太(29)組がクリス・ブルックス(34)、HARASHIMA(52)組を破り、第90代王者に輝いた。

 試合は両軍一歩も譲らぬ意地の張り合いに。宮脇のファルコンアローから青木がニードロップを決める好連係をさく裂。しかし10分過ぎ、孤立した宮脇が敵軍の猛攻を受ける。雪崩式のファルコンアローで攻勢に出るも、HARASHIMAから蒼魔刀で反撃される大ピンチに陥った。

 それでもカバーは青木のカットが間に合い窮地を脱した。さらに宮脇はHARASIMAの一瞬の隙をついてサンシャインクラッチを決め3カウント。逆転勝利で王座を初戴冠した。

 格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.5」(9月10日、京セラドーム大阪)の朝倉未来戦を前に栄冠を手にした青木は試合後、宮脇から「大阪行っちゃっていいですか」とベルトとともにセコンドでの応援を打診されるが「どうだろう、わかんない」と苦笑い。「競技として別だから。プロレスやりつつ格闘技をやるという人がやったことがないこと。藤田和之とケンドー・カシンしかやってこなかったことをやれてるから…、頑張ります、もうちょっと」と誓った。宮脇が「大阪行ったら門前払いをくらうということですか」と問うと「それもいいね」と笑った。

 試合後のリングでは秋山準、瑠希也組の挑戦を受け、30日後楽園大会での初防衛戦が決まった。青木は「瑠希也の目の色が変わって、秋山準を使ってでも突き抜けなきゃいけないっていうのが伝わってきたから。それが一番DDTにとって良かったんじゃない」と見据え、控室に引き揚げた。

 またこの日のKO―D6人タッグ選手権は挑戦者組のKANON&納谷幸男&ビエント・レバンテが正田壮史&高鹿佑也&佐藤大地を破り第61代王者に、EXTREME級選手権は、勝俣瞬馬が岡谷英樹を破り第65代王者に輝いた。