アスレチックスのスター候補、ジェイコブ・ウィルソン内野手(24)がメジャー史に新たな歴史を刻んだ。4―3で競り勝った9日(日本時間10日)の敵地レッドソックス戦で111試合連続無失策を記録。2002年にオリオールズのマイク・ボーディックが記録した遊撃手としての無失策連続試合記録を更新した。

 ウィルソンは「今日は特別な日ですが、最終的には久しぶりに素晴らしい相手にシリーズ勝利を収めました。このボールを回し続けなきゃ」と現地メディアに語り、記録よりもチームの勝利を喜んだ。

 ウィルソンは2023年のドラフト1巡目(全体6位)でアスレチックス入り。メジャー2年目の24年には新人王で2位になった球団期待の逸材だ。父はパイレーツなどで名遊撃手として鳴らしたジャック・ウィルソン。コンビを組む二塁手のドノバン・ウォルトンは大リーグ公式サイトに「優れた指導者がいたことがプレーに表れている」と父親の存在が大きいことを指摘し「見ていて楽しいし、信じられないようなプレーを見せてくれる。捕球が難しい打球でも、彼はアウトにしてしまう。ここに来て以来、ずっと感心させられている」とも語った。

父ジャック・ウィルソンもパイレーツなどで活躍した元名遊撃手
父ジャック・ウィルソンもパイレーツなどで活躍した元名遊撃手

 ウィルソンが最後にエラーしたのは13か月以上も前の25年7月6日のジャイアンツ戦。どこまで記録を伸ばせるのか、注目だ。