巨人は9日のヤクルト戦(東京ドーム)に7―3で今季24度目の逆転勝利。2カード連続の勝ち越しを決めた。
先発・小笠原は0―0の4回、増田と内山に安打を許し一死一、二塁とされると、続くモンテルへの2球目が暴投となり一死二、三塁。モンテルに中犠飛を許して先制点を献上すると、鈴木叶にスイーパーを左中間スタンド最前列へ運ばれる2ラン被弾し、3点を失った。
それでも粘りは光った。2―3の5回は初回以来の三者凡退。6回も一死一塁から内山を併殺打に仕留め、6回3失点でマウンドを降りた。
その裏、打線が奮起した。大城の右翼線適時二塁打で同点に追いつくと、この日一軍に昇格したばかりの岡田悠希外野手(26)、代打・丸にも適時打が飛び出し、4得点。8回にも四球でつかんだ好機から松本が適時打を放ち7点目を挙げた。先発出場した野手8人が全員安打を記録し、小笠原は2勝目をマークした。
橋上秀樹監督代行(60)は昇格即スタメン起用に応え勝ち越しの適時打を放った岡田について「こちらにいる外野手が状態のいい選手が多かったので、なかなか昇格させるタイミングがなかったんですけども。(ファームでの)状態の良さを引き続き継続してくれてましたし、石井(二軍監督)、会田(三軍監督)、両監督をはじめ、ファームで携わってる方々が一生懸命指導してくださってるので、昇格させたからにはある程度信頼をして起用したいなというふうに思ってました。結果に表れて、本当に良かったと思います」とうなずいた。
以前から「支配下70人で戦っていく」と総力戦を強調していた指揮官。今後もファームから状態のいい選手を積極的に引き揚げる方針だ。「バッティングは水もので、いい機会なんてあっという間になくなってしまう。ファームの方で状態がいいっていうのは〝使い時〟って思ってますので。できる限り昇格させた選手は起用できるところを見つけて使ってあげたい」と語った。












