F1ベルギー・グランプリ(GP、決勝19日)のフリー走行1、2回目が17日に行われ、歴史的な低迷が続くアストンマーティンは両走行で2台そろって最下位&ブービーに撃沈。しかも首位から5秒以上も遅れる大失態を演じた。

 圧倒的な遅さはまさに泥沼だ。フリー走行2回目でランス・ストロールが1分51秒131で21番手、フェルナンド・アロンソが1分51秒418で最下位に沈んだ。首位のキミ・アントネッリ(メルセデス)は1分45秒944をマークし、その差は衝撃の5秒以上に。上位との差はレースを重ねるごとに広がるばかりだ。

 さらに〝ライバル〟の新規参入キャデラックは19位のバルテリ・ボッタスが1分49秒199、20位のセルジオ・ペレスが1分49秒596と約2秒ほどの遅れに。新規参入チームにまで致命的な差をつけられる非常事態に陥っている。

 アストンマーティン公式SNSでこの結果が伝えられると、ファンからは「管理者は早期退職に値する」「GP3」などと厳しい声が。かつてアロンソがホンダエンジンに対して〝GP2発言〟(現F2レベルの意)が物議を醸したが、現状はそれすらも下回る窮状というわけだ。他にも「FP2とはいえ、アストンマーティンがトップから5秒以上も遅く、キャデラックよりも2秒も遅いというのは、実に情けない」との嘆きもあり、極めて厳しい状況に直面している。

 今後はアップデート(改良)を予定しているアストンマーティンだが、一気に大逆襲できるほどの向上は見込めないかもしれない。