巨人が30日のヤクルト戦(弘前)に3―4で逆転負けを喫し、リーグ3位に転落。橋上秀樹監督代行(60)は細かなミスの連発を主な敗因に挙げた。

 試合終盤に悪夢が待っていた。先発のエース・戸郷が7回1失点とゲームメークすると、打線も松本の先制適時打や大城のソロなどから3点を奪取。2点のリードで8回を迎えたが、セットアッパー大勢が一死一、三塁のピンチから自身の暴投も絡み、まさかの2失点で追いつかれてしまう。

 さらに3―3で迎えた9回には守護神マルティネスが投入されたが、自身の悪送球などから一死三塁のピンチを招くと、増田珠の放った打球を遊撃・泉口が悪送球し、三走は本塁へ生還。これが決勝の勝ち越し点となり、屈辱的な逆転負けとなった。

 この日の失策数は合計で4つと守備の乱れが目立った巨人。橋上監督代行は「ウチの今年の戦い方らしからぬ、序盤からミスが出てしまったので。ミスしたところからなかなか勝ち切れなくなるっていう典型的なゲームになってしまいましたね」と敗因を指摘した。

 これで3試合連続失点と不安定な投球が続く大勢については「空振り率はもう1回検証する必要はありますが、空振りがなかなか取れない。やっぱり本来の彼の投球ではないのかなという気もします」と現状を分析した。

 右腕の次戦以降の起用については「明日ゲームもありますけれどもね、投手コーチならびにスコアラーも含めて、もう1回、大勢投手に対してもいろいろなものを検証しながら…という風に思います」と語ったが「ちょっと不運な当たりも多かったですから、まだそこまで極端な話までは考えてはいないですけれども」と、再調整や配置転換など大幅なテコ入れの可能性については言及を避けた。