ソフトバンクに新加入したジャクソン・ラトリッジ投手(27=前フィリーズ傘下3A)が19日のオリックスとの二軍戦(ほっともっと)で実戦デビューすることを17日、倉野チーフ投手コーチが明言した。この日は本拠地・みずほペイペイドームで行われた投手指名練習に参加。キャッチボールのあとにはマウンドでのノックや、投内連係の動きを確認した。
身長203センチを誇る大型右腕。ホークス入団決定後は、球団から送られてきたNPB公式球を使用して実戦形式の練習などを重ねてきた。右腕は日本のボールについて「縫い目がちょっと高いかな。ボール自体も少しアメリカのより小さい」と違いを語りながらも「スピンとかも効くので自分としてはいい」と好感触。倉野コーチも「(日本の野球に)スムーズに入れるんじゃないかと思っている」とうなずいた。
16日にはブルペンにも入った。投球を見守った倉野コーチは「あまり先入観を入れたくない」と現時点での具体的な評価は避けたが、「試合での結果、内容が楽しみ」と期待をかけた。先発要員として補強期限ギリギリでチームに加入。入団会見から1週間たたずしての実戦登板にも、背番号14は「できるだけ長いイニングで、最初から試合モードでやろうと思っている。それがどこまでできるか」と意気込んだ。
シーズンは残り36試合。早い段階での〝一軍デビュー〟にも期待がかかるが、倉野コーチは「ラトリッジの状態が今の(一軍)投手のパフォーマンスを上回るのであれば当然考えたい。どうしてもこっち(の一軍投手)との比較。ラトリッジありきでローテーションを組むことはない」と説明。まずはファームで持ち味を発揮し、先発の枠に入り込んでいく。
早期戦力化となれば、首位を走るチームにとってはより心強い。高いポテンシャルを持つ全米ドラフト1巡目右腕はどんな姿を見せるか。












