巨人は28日のDeNA戦(横浜)に2―1で競り勝ち、セ・リーグ首位を堅持した。30日のヤクルト戦(弘前)を残して10勝5敗2分けとし、6月の月間勝ち越しが決定。6月に白星を先行させるのは2023年以来、3シーズンぶりとなった。
1か月を振り返ると、広島戦やDeNA戦では雨天中止により3試合連続で試合が流れるなど、梅雨空に翻ろう。思うように試合を消化できず、リズムがつかみにくい日々が続いた。室内調整が続いたある時期には橋上監督代行も「調整というところから考えれば、そろそろ試合はできる方がいいですよね」とこぼしていた。
また、コンディション管理もこの時期ならではの課題。杉内投手チーフコーチは19日の中日戦(東京ドーム)で5回3失点だった竹丸に「梅雨時に入って体もちょっと重くなる時期ですから。その辺は多少あるかなと思います」と体の変化を気遣っていた。
梅雨は湿度や気圧の変化によって自律神経が乱れやすく、アスリートに限らず多くの人がだるさや頭痛など体調面の影響を受けやすい季節。選手にとっても、グラウンド外の〝見えない敵〟との闘いが続いた。
そんな中、沖縄出身のドラ5ルーキー・小浜佑斗内野手(24)は〝ウチナーンチュ〟らしい感覚を明かした。「沖縄はそもそも台風が多くて体が慣れているのか、東京に来てからも梅雨に気圧で頭が痛くなるとか、だるさとかはあんまりないんですよね」。天候が変わりやすい環境で育っただけに、気圧の変化への耐性には自信があるという。
一方、同じく沖縄出身の大城は「考えたことがなかった」と首をかしげた。それでも、こうした環境適応力も含め、うちなーが秘める〝特殊能力〟が、今後の夏場の戦いを支える隠れブーストとなることに期待だ。












