ヤンキースの〝悪童〟ジャズ・チザム内野手(28)がいよいよ崖っぷちだ。16日(日本時間17日)、地元「ニューヨーク・ポスト」紙は「ホセ・カバジェロが不調のジャズ・チザムに代わり珍しく先発出場し、ヤンキースに待望の活力を与えた」との記事を配信した。

 この日の敵地ブルージェイズ戦でヤンキースのアーロン・ブーン監督は正二塁手のチザムを外して「9番・二塁」にカバジェロを起用。4連敗阻止に手を打った。

 期待の新人遊撃手ジョージ・ロンバードの影響でベンチスタートが続いていたカバジェロは発奮。2打数1安打1打点1盗塁で延長10回4―3での勝利に貢献した。

 チザムも途中出場で1安打を放ち意地を見せたが、それでも打率は2割1分6厘。記事は「ロンバードが8月4日に昇格して以来、2度目の先発出場となったカバジェロは、不振に陥っていた打線を活性化させた」と評価した。

 指揮官も「もちろん、何かきっかけを作ってくれることを期待していたし、カバジェロは素晴らしかった」と絶賛。「守備ももちろん良かったが、我々にとって大きなヒット、大きな四球、最初の得点につながる盗塁、そして次の得点も挙げてくれた。彼には本当に多くの良いプレーがあり、今日の試合では大きな違いを生んだ」とベタボメだった。

 立場がないのはスタメン落ちゲームで連敗が止まったチザムだ。記事は「次のカードのオリオールズは3人の右腕先発投手を起用する予定であり、ブーン監督が(左打者の)チザムを二塁に復帰させる可能性もある」としたが、果たして…。